1月28日(水)に平成21(2009)年度の第1回定例 研究会を行いました。詳しく記録を取っているわけではありませんが、この研究会は平成7(1995)年7月20日に第1回を開いてから、原則として毎月1回、最終水曜日に行ってきましたから、おそらく今までに130回くらいは開いてきたのではないかと思います。
1月28日の研究会の主な主題は、次号の「モノグラフ」第14号に掲載する研究論文についての検討でした。この「モノグラフ」には、森 章司担当の【論文16】「遊行と精舎の建設とサンガの形成(仮題)」と、岩井昌悟担当の【論文17】「釈尊雨安居地伝承の検証(仮題)」と、森章司・本澤綱夫担当の【論文18】「コーサンビー(Kosambī)と仏教」を掲載する予定ですが、このなかの【論文16】の現状報告とそれについての質疑応答が中心でした。ちなみ に【論文18】はすでに完成しており、【論文16】と【論文17】については、次回の2月の研究会で最終検討を行って、3月中に完成原稿を作り、4月に刊行する予定になっています。
このように研究会を繰り返しながら論文や資料集を作成してきましたので、それぞれの論文や資料集にはそれぞれ著者がつけてありますが、 内部ではそれを「担当者」と呼んでいます。次の論文・資料集のテーマや、それを誰が担当し、どのような方向でまとめるかなどということを、すべてこの研究会において合議しながら決めているからです。(森 章司 2009.2.4)
2009 年度第1回研究会 森 章司
2009.02.04