その後の釈尊伝研究会 森 章司(2020.10.18)

2020.10.18

 昨年(2019年)11月16日に行いました「研究完成報告会」をもって「原始仏教聖典資料による釈尊伝の研究」の研究作業は終了しました。しかしそのご報告の中で、「これからは我々の研究によって浮き彫りになった隣のおじさんのように親しみやすいお釈迦さまのことを、皆さんに知っていただく活動をやっていきたい」との抱負を申し上げました。なにぶん非力な私たちですから思うようにはいきませんが、その一端をご報告させていただきます。

 ●「中日新聞」と「東京新聞」に、森章司の「みんなでブッダになりましょう」という寄稿記事を2回にわたって掲載していただきました。サブタイトルは第1回目が「ゴータマ・ブッダという人」、第2回目が「ブッダをブッダたらしめているもの」です。「中日新聞」は2020年2月18日付と2月25日付、「東京新聞」は2020年2月23日付と3月1日付です。

 ●「中外日報」紙上に、釈尊伝研究会のメンバーが分担して書いた『釈尊教団形成史と釈尊の生涯』という寄稿記事を掲載していただきました。そのタイトルと執筆者をご紹介しておきます。
  第1回(2020年3月11日):釈尊伝研究と釈尊教団(森章司)
  第2回(2020年3月13日):釈尊と仏弟子たちの活動地域(金子芳夫)
  第3回(2020年3月27日):釈尊の雨安居と雨安居地(岩井昌悟)
  第4回(2020年4月3日):釈尊と摩訶迦葉(本澤綱夫)
  第5回(2020年4月17日):釈尊と仏弟子たちの日常生活(森章司)

 ●森章司が代表させていただいて2020年9月12日に、仏教伝道協会(東京都港区)において「新たな釈尊伝--世界で初めて明らかにされた釈尊の全生涯--」なる報告をさせていただきました。
 この原稿は、いずれこのホームページにアップさせていただきたいと考えています。