12月24日(水)に本年度最後の「研究会」を行いました。釈尊伝研究会としては第28回目の研究会となります。今回はわれわれの研究成果を一般書として出版する準備として、試し原稿を持ち寄って刊行・執筆の基本方針を検討しました。
われわれの研究成果を、一般読者にも読んでいただくために、「親しみやすく分かりやすく」をモットーにして、『ゴータマ・ブッダとそのサンガ』というシリーズとして刊行することを考えておりました。
しかし今回の研究会で、執筆の進捗状況がばらばらなうえに、主題も統一テーマをはみ出すものも出てきており、となると編集形態も異なり、必然的に文体も違ってこざるをえないということがわかり、シリーズとして発行することは難しいということがわかりました。
今後のことは改めて検討しなければなりませんが、今までの役割分担はそのまま尊重するとしても、シリーズとしてではなく単行本として出版することに落ちつくのではないかと思います。
なお研究会が終ったあと、昨年と同じく築地の寿司屋で忘年会を行いました。われわれの研究会は小人数ですが、だからこそよく気が合って、倦まず弛まず今年もよくやったと自らを褒めてやりたい思いです。
あと1週間で平成26年も終ります。皆さま、よいお年をお迎えください。「釈尊伝研究会」一同