もとは東洋大学文学部インド哲学科の紀要である『東洋学論叢』第30号（平成17年3月）に掲載されたものですが、発行者のお許しをいただき、このホームページにアップさせていただきました。
論文は「死後・輪廻はあるか---「無記」「十二縁起」「無我」の再考---」が正式題名です。
このホームページの主題と直接の関係はありませんが、釈尊や釈迦仏教の世界観の大元を知るには役に立つと思います。またネット上で、死後の世界があるかどうかという議論があるようです。少なくとも原始仏教聖典に説かれている死後観・輪廻観は、この論文のようにまとめてよいのではないかと思います。