「釈尊伝の研究を通して見えてきたブッダの真実」をアップしました 森 章司

2010.06.01

この文書のフルネームは「釈尊伝の研究を通して見えてきたブッダの真実−−釈尊教団は存在したか−−」です。「現地調査報告など」の【文書09】をお開き下さい。


 これは2010年5月8日(土)に国立オリンピック記念青少年総合センターを会場として催された日本テーラワーダ仏教協会主催の「大ウェーサーカ祭」において、森章司が行った記念講演の原稿です。
  「釈尊伝の研究」というのは、もちろんこのホームページで公開している研究のことです。この研究では、トップページに掲げた研究テーマの一覧をご覧になっていただければお分かりのように、さまざまな主題を扱っているのですが、この講演では「釈尊教団は存在したか」という副題が示すように、そのなかからサンガの問題を取り上げました。
  「三宝帰依」は仏教徒たる者のアルファでありオメガです。そのなかに「仏」と「法(教え)」とともに「サンガ」が含まれています。しかるに日本仏教ではサンガは比較的軽く扱われており、また正確には理解されてきませんでした。仏教もサンガを通してみると、その景色はずいぶん違って見えてくると思います。ぜひお読み下さい。